おはようございます、天田真帆です。
突然ですが、料理はお得意ですか?
私は、好きだけど苦手です。
そんな私にとって、苦手な料理をする以上に苦痛なのが「献立を考えること」です。
買い出しは、『一週間分の献立をざっくり決めてまとめて買い出し』というスタイル。
しかし、買い物前の「献立をざっくり決める」時点で、作りたい献立や食べたい料理が一向に出てこない…
今年の春にキッチンを見直した際、「献立作りのもっと楽な仕組みを作りたい!」と オーガナイズして辿り着いたのが『MY REPERTORY』。
作り方は簡単! 肉料理・魚料理・野菜・その他と大きく分けた表の中に、自分の作れる料理・家族の好きな料理を書き出していくだけ。
ポイントは、料理は1品1付箋に書いて貼っていくこと!
お肉を焼くだけでも、味付けにバリエーションがあれば、それは別メニュー。
味付けごとの付箋を複数枚作っています。
大きな分類は他にも、『ご飯もの』『麺類』『煮物』…など、献立を考える際にご自身が選びやすいものを選んでみてくださいね。
そしてこの表は、ただのレパートリー表ではありません。
この表から選べば、「笑顔になれる」がポイント!
この一覧は、料理が苦手な私が笑顔で作れちゃうくらい楽で、簡単で、美味しいと感じるメニューしか入っていないんです。
今日は、使い始めて3ヶ月で感じた 『MY REPERTORY』の効果をお伝えします。
■「作れるのに忘れてる」を防止!
料理が苦手な人あるあるかもしれませんが、我が家の献立には、波があります。
- 簡単で美味しそうなレシピを見つけ、作る
- 家族から好評を得る
- 頻繁に作って飽きて、ちょっとスパンを空けたくなる
…そしてスパンを空けている間に忘れていくのです。
美味しくて自分も家族も気に入って、しかも簡単なのにその存在すら忘れてしまうという残念な循環を『MY REPERTORY』は防いでくれました。
献立作りの際にコンロ下の引出しから取り出せば
忘れていたレパートリーも思い出せる!
忙しい1週間は、ここの中でも特に楽なものをピックアップすればあっという間に献立作りが完了!
毎週のように、「1週間分を考えなくちゃ!」とレシピサイトや料理本を広げていた時間と手間を手放し、週末のこの時間がうんと快適になりました。
■私のレパートリーを家族と共有できる
「今日の夕飯、何食べたい?」
「今週何食べたい?」
お腹いっぱいの時に聞かれても困りますよね。
週末の昼食後に家族に投げかけては、「なんでもいい…」の答えに度々撃沈していました。
しかも、忙しい週に手のかかるもの、私が面倒と感じるものをリクエストされても、こちらから質問を投げかけているだけに断りにくい…
『MY REPERTORY』を作ってからは、「食べたいものがあったら教えて~」とテーブルに放置。
買い出しに行く前に再度声をかけ、リクエストが無ければ私の『ラク』を優先して選びます。
家族にもこの表を見てもらうことで「私のラク」の中から選んでもらうことができ、「表以外のリクエストは時間のある週末に作る」と、頑張る日のメリハリをつけられるようになりました。
また、私が忘れていたレパートリーを、家族に教えてもらえるという嬉しいおまけも!
■私に家族に合わせて変化させやすい
以前、同じように自分が楽に作れるものをノートに書き出したことがあります。
それはそれで効果的だったのですが
- 追加した際に見にくい
- 分かっていても作らなくなるものがある
などでモヤモヤ…
『MY REPERTORY』は付箋に書き出すので、新しいもの・思い出したものの追加が簡単です。
私は、この中でも良く作るものを上、簡単だけど頻度は少ないものは下、と付箋を貼る位置を調整することで「作る頻度を見える化」しています。
そして、最近気持ちが向かないな~、リクエストもないな~と感じるものは裏面に移動して一時保管。
以前、この『MY REPERTORY』を紹介した台所セミナーに参加して下さった方の中には、上の方には簡単で時短のもの、下の方には簡単だけど時間が必要なもの、と貼り分けのアイディアを出してくださった方も!
こんな風に、自分と家族に合わせて変化・アレンジさせやすいのも嬉しいところです。
献立作りが苦痛でしかたがなかった私が辿り着いた 『MY REPERTORY』、いかがだったでしょうか?
私はこの仕組みのお陰で
- 「いつも同じものを作っている」という罪悪感
- 家族が協力してくれない!というイライラ
- 「名前があるちゃんとした料理」を作らなくちゃというプレッシャー
が激減しました。
セミナーでこの仕組みをお伝えすると「こんなに作れるものがあったんだ!」と、ご自身のレパートリーに驚かれる方が多いんです。
献立作りがちょっと…と感じていたら、ぜひ一度お試しくださいね。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように。
天田真帆
次回は6月20日、【プロのお家は『どうしてる?』キッチンのパン収納】をお届けいたします。
大人気企画、第6弾はコラムスタッフ6名の「パン収納」をまとめて、比べてご紹介いたします。
そこには、それぞれの暮らしに合わせた工夫がたくさんありました!
きっとあなたに合ったアイディアが見つかるはず!
どうぞ、お楽しみ!
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