おはようございます、
JUST SPACE代表、國松麻央です。
収納は十人十色。
だからこそ悩むもの。
この【プロのお家は『どうしてる?』】では、そんなみなさんの「これ、どうしたらいいの?」にお応えするために、ライフオーガナイザー宅の収納やモノ選びの実例を集めてご紹介しています。
収納ひとつとっても、その方法や場所、その理由はひとそれぞれ。
あなたの暮らしにあったアイディアが見つかれば嬉しいです。
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さて、みなさん朝食はご飯派ですか?それともパン派?
オーガナイズ作業でお宅に伺うと、乾物や缶詰などのストック用収納スペースがあっても、『パン』のためのスペースはない。
だから、日々あっちにこっち置いている…
という方、実は少なくないんです。
それでは家族も分かりづらいし、うっかり忘れて期限切れ…なんてことにもなりかねません!
そこで本日は、「くらしのよみもの」コラムスタッフ宅のパン収納をご紹介いたします!
毎日パンを食べる人から、たまに買うという人まで。
「迷子パン」をなくすプロならではの収納は工夫がいっぱいでした!
case1.オープンキッチンで、魅せて収納
「主食はパン!」というほどパン好きな鈴木宅では、オープンキッチンに見える様に置かれていました。
毎日購入するというパンを置いているのは、オーブンレンジの上。
お気に入りのカゴの中が定位置です。
このカゴがあるのがポイント!
何気なく置いている様にも見えますが、カゴを使ってきちんとパンの指定席を作っていることで、「昨日はあっち…今日はこっち…」という迷子を防いでいるそうです。
また、夕食作りの時など、オーブンを使用するときだけはさっとカウンター上へ移動。
カゴごと移動できれば、手間なしですね!
『パンは、見えるところに置いて愛でる!』
case2. 見えるけど見えない場所に
同じく朝食はパン派!というスタッフ関口は、”スッキリ”と”見えて忘れない”を両立させる工夫をしていました!
パンは、しっかりと存在が確認できるようにとワイヤーバスケットを定位置にしていました。
そのほかにも、シリアルも一緒に【朝食用】のスペースにしています。
家族にも分かりやすく、朝食の準備もサクッと進みそうですね!
ですが…
スッキリとした空間が好みで、カラフルな菓子パンや食パンのパッケージが得意ではない関口は、収納する場所を一工夫。
朝食用のバスケットを置いているのは、こちらのキッチン背面の収納スペース。
引き戸がついているので、扉を閉めれば派手なパッケージもスッキリ隠れる。
一方、朝食の支度をする際には、お皿やカトラリーと同じ場所を定位置にしたことで、食べ忘れも迷子になることもありません!
そのために、他の食材とは別の場所に定位置を作っているんですね!
case3.見えないけど、よく使う場所に
普段はあまりパンを買わないというスタッフ後藤。
時々買うパンは、驚きのこんな場所を定位置にしていました!
その場所とは、なんと電子レンジの中!
この場所を選んだのは、あまり料理をされないというご主人にも分かりやすいからと選ばれたそうです。
『主人が家で1人の時は、電子レンジでチンかお湯を注ぐ料理しかしないんです。だから、ここなら分かりやすいかと思って、ココに置く様になりました!
電子レンジって中が見えないけれど、使用頻度が高いので、普段はあまり買わないパンでも忘れる心配がありません!』
とのこと。
使っていない時は、空っぽの電子レンジ。
そんな空間をも有効に活用し、たまにしか購入しないものも忘れない工夫は驚きのアイディアですね!
case4.使わないこんな場所を有効活用
スタッフ天田も、普段使わない意外な場所をパンの収納場所にしていました!
それがこちらの、食洗機の中。
マンション購入時、キッチンには標準装備で食洗機が付いていたそう。
でも、食洗機は使わず手洗いをしている天田。
このぽっかりと空いたスペースを、朝食用の『収納スペース』として活用することにしたそうです。
パンの他にも、朝食で食べる果物やシリアル・クリーム類、ペーパーナプキンまで丸っと収めているそう。
深さのある食洗機は、食パンもバナナもスッキリ収まるサイズ感。
目から鱗の収納場所ですが、天田家にとって快適な場所なんですね!
ちなみに…ちょっと気になる「食洗機を使わない理由」を聞いてみました。
『3人家族で、食事はワンプレートの事も多く、洗い物の量があまり多くないんです。
それに加えて以前ご紹介した様に、料理を隙間時間にしたりと、こまめに洗い物が出る。
だからその都度手洗いをして、シンク掃除まで一緒に終えてしまう方が手間を感じないんです。』
とのこと。
「食洗機=便利家電」と思っていましたが、便利かどうかも人それぞれなんですね!
隙間時間を活用した料理の工夫はこちらから>>>
case5.大型パントリーを完備!食材管理は1箇所で
スタッフ宮河の自宅には、キッチン横に大型のパントリーがあります。
購入したパンは、そのパントリー内に置かれていました。
キッチン、冷蔵庫やトースターからも近い場所なので、朝食の支度動線もバッチリの位置ですね。
パンを入れているボックスは、あえて入っているものの頭がちょっと見えるくらいのサイズを選んでいるそう。
「見えていないと存在を忘れてダメにしてしまう…」というかつての経験から、今の形にたどり着いたそう。
片づけ収納のプロといえども、試行錯誤をして自分にあった快適なスタイルを見つけているんですね!
case6.小腹を満たすアイテムをまとめて収納
わたくし國松は、パンは基本冷凍保存しています。
だから収納場所は冷凍庫の中。
パンを手作りすることが多い我が家。
食パン1斤は、1度では食べきれません。
だからその日に食べる分以外は、ジッパーバッグに入れて美味しいうちに冷凍しています。
写真に写っているドッグパンはIKEAでたまに購入するもの。
ソーセージと一緒に冷凍しておけば、小腹が減った家族が自ら調理してホットドックを作っています。
隣に写る、三角のケースはおにぎり形になった冷凍ご飯。
冷凍庫上段は、朝食にもおやつにも、お腹を空かせた家族を満たすコーナーとなっています。
たまに買う菓子パンだけは、分かりやすい様にキッチン背面のカウンターにそのまま置くことも。
でも必ず翌朝には食べるので、出しっ放しのストレスはありません。
子どもたちにもあることが分かりやすくて、自ら朝食準備をしてくれます。
我が家は朝食以外にもパンを食べることも多いので、家族が自らできる収納を心がけています。
『お腹が空いたら、冷凍庫を見よ!』
そんな我が家のパン収納です。
いかがでしたでしょうか?
自分の暮らしに合わせて工夫をしているスタッフ6名のパン収納。
驚きの場所に置いている人から、魅せる・見えない・見える…
それぞれ自分の心地よさと、苦手なことをカバーする収納方法がありましたね。
あなたの暮らしに合ったアイディアが見つければ嬉しいです。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になります様に!
國松麻央
ブログ:JUST SPACE
次回は6月24日、【食べ盛り世代の肉食弁当を支える、キッチン収納とグッズ管理】をお届けいたします。
慌ただしい朝のお弁当作り。
なるべく手間をかけずに、でも家族にも喜んでもらえるお弁当作りができたらいいですよね!
そこで今回、お弁当作り歴10年のスタッフが、効率をグッと上げるお弁当グッズの収納と管理についてご紹介いたします!
家族を笑顔で送り出すことのできるお弁当作りの工夫を、お楽しみに!
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