大根丸ごと1本食べきる!葉っぱからしっぽまで美味しい料理術

おはようございます、鈴木裕子です。


今年も残りわずかとなりました。朝夕一段と冷え込むようになり、ほかほか湯気の上がるおでんが恋しくなりますね。

おでんに欠かせない具材と言えば、大根!でも、おでんに使った後の残りの部分が使いきれずに冷蔵庫の中で萎びてしまったりしませんか? 


甘みが増す冬のこの季節が一番美味しい大根を無駄なく食べきるために、我が家はこんな食べ方をしています。



■大量の葉はかさを減らして保存する 

冬は立派な葉付きの大根が手に入りますよね。ただ、放って置くとすぐに萎れて色が悪くなってしまいます。

すぐに刻んで、お味噌汁の具や大根葉のふりかけにできるといいのですが、大量に料理するにはちょっと時間がないなという時には、干すのがオススメです!


満遍なく風が当たるように少量ずつ束ねて、棒に引っ掛けるだけ。

大きなざるがあれば、ざるに広げるだけでOK!


湿気の低い日なら、4日ほどでパリパリに乾きます。すぐに食べない場合は冷凍庫で保存。

食べる時は、一晩ほど水に浸けてから絞って煮物に入れたり、味噌汁に入れたりしています。



■辛みが強い皮も干せば美味しさUP 

しっぽに近い部分は少し辛みがありますよね。特に皮の部分はより辛みを感じるかと思います。

そんな皮を美味しくいただくためにも干すのが一番!

細切りにして半日ほど干すと、軽く水分が抜けてしんなりし、旨味が凝縮すると同時に甘みが増します。

それをきんぴらなどに料理するとほろ苦な美味しさになりますよ。 


また、私は切り干し大根が好きなので、カラッと晴れる日が続きそうな時を狙ってよく作ります


カラッカラになるまで干すには一週間ほどかかることもありますが、そこまで待てないという時には半乾きの状態でも、十分歯ごたえのある美味しい切り干し大根になります。 

こちらの写真は、干して3日目の様子。

天気予報見ながら雨や湿気避ければ、誰でも簡単に作れますよ!


ちなみに私は、朝の洗濯物を干す時に外に出し、洗濯物を入れる時に家の中に入れるようにして夜露に当たらないようにしています。

乾燥して徐々に小さく縮まってくる様子を見守るのも楽しいんですよ!



■干すのが面倒ならさっさと食べきればいい! 

私が住んでいる練馬は、練馬大根という品種が栽培されているのもあり、イベントなどで大根が気軽に手に入ります。

また、実家からも数本一度に届くことがあり、のんびり干している場合じゃない!ってことも。 


そんな時は、一度に大量に消費できる料理を作ります。 

まずは、練馬区の給食メニューにある『練馬スパゲッティ』です。


◎練馬区給食レシピ◎ https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/kyushoku/recipe/nerima.html 


たっぷりの大根おろしをすりおろすのがちょっと大変な点を除けば、とても簡単に作れます。

甘じょっぱさにバターのコクのある風味で食べやすいですよ。


また、大根を使いきりたい時に我が家では『麻婆大根』を作ることも。


麻婆豆腐や麻婆茄子が大根に変わっただけですが、ポイントは大根をピーラーでスライスすること。

薄くスライスすることで、あっという間に火が通ります。大根を炒め煮にすると水っぽくなりそうですが、最後に片栗粉でとろみをつければ気になりません。豆腐や茄子より淡白な大根なので、気持ち濃いめの味付けが美味しいかなと思います。


大根はビタミンCや消化酵素が豊富で、イベントや忘年会続きでお疲れな12月にはありがたい野菜です。

栄養たっぷりな大根。鮮度が高いうちに、葉っぱも皮も無駄なく料理に使って美味しく使いこなしたいですね!


毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!


次回は12月12日、【プロのお家は『どうしてる?』お財布選び】をお届けいたします。

年末の足音が聞こえ始め、クリスマスや新年にお財布を新調されるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで次回ご紹介するのは、モノ選びのプロたちの「お財布」。どんな目的で、どんなポイントをチェックして購入にしているのか。それぞれのモノ選びの違いをご覧ください。

お楽しみに!

くらしのよみもの

埼玉で、片づけ・収納を通して、お家を『帰りたくなる最高の場所に』するJUST SPACE。 \くらしのよみもの/では、コラムスタッフが『毎日が快適に、ちょっと素敵な日々に』なる暮らしのアイディアを綴ります。

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