食器棚の使い方②〜使いやすさは人それぞれ〜

こんにちは、後藤佐知子です。

だいぶ暖かくなり、新生活を迎える準備で忙しい季節ですね。


さて、本日は前回の続き『食器棚が食品庫となった理由』の2つめをお話いたします。


我が家、「食器棚」とは名ばかりで下半分を食料庫として使っています。

なぜそうなったのか?

1つ目の理由は「動線の悪さ」でした。

2つ目の理由は、「収納のやり方が真逆な旦那さんとの問題」。

どこのお家でも起こりがちな、家族でやりやすいやり方が違う問題です。


自分にとっては使いやすいのに、家族が使ったものを戻してくれない。

使いっぱなし…

そんなお悩みありませんか?


私の場合は、旦那さんが決まった場所にしまってくれないことで、沸々とストレスを溜めていきました。

しまってくれないモノの代表は『旦那さんが自ら買ってくるもの』。

カップ麺、スナック菓子、つまみなど。新商品を目にすると買わずにはいられないようです。

嬉しそうに買ってきては空いている引出しに袋ごと入れたり、空いている場所に入れたり。

でも、それでは私はストレスフル。


実は、旦那さんは綺麗に入ってなくても自分が分かれば問題ないタイプ

私は、決まった場所にしまって何があるか見えないと困るタイプ


この真逆なタイプの問題を解決した方法は、

『旦那さん専用の引出しをつくって、基本的に私はそこを管理しないこと』

でした。


以前は、旦那さんが嬉しそうに買ってきたものは、カップ麺・缶詰・お菓子と種類別に分けて収納していました。

ところが、旦那さんは私が思うように収納してくれません。

なぜならば、自分がわかっていれば問題ないから。

わざわざ仕分けて収納する意味がないわけです。

むしろ面倒なくらい(たぶん)。


でも、私は気になる!

なので、旦那さんが買ってきたものをそれぞれの定位置にしまい直していました。

時々、カップ麺が引出しにはいらず、「どうしたらいいのか??」パズルをするように配置を考えたり…

大きな悩みの種でしたね。


そこで、「どうすればいいのか?」を考えた結果が【分類の方法を変える】ことでした。

種類ごとではなく、『人ごと』に分類する方法。

そう、食器を入れずに空いた食器棚を旦那さん用の【食品庫】にすることにしたんです。

こちらがその、新たに作った旦那さん専用の引き出しです。

久々に開けましたが、なかなかの状態ですね。

いろいろ気になりちょっと整えたくなりましたが、ここは我慢!


もちろん、お菓子やカップ麺を私が買うこともあります。

それは旦那さんのために買ったり、頼まれて買ってくるもの。

だから、それらはこの引出しに入れます。 


たまに缶詰を料理に使わせてもらうこともありますが、料理にしか使わない缶詰はキッチンの別の引き出しに収納しています。

水、おもち、インスタント食品など、こちらは私が管理している引き出し。

だから、私のやり方で収納しています。


私はこの『人ごとにスペースを分ける』方法で沸々と溜め込んでいた

ストレスとさよならできました!

モノを収納するときは種類ごとに分けて収納することが多いと思いますが、我が家のように、使う人ごとに収納する方法もあります。


「子供に1人でできるようになって欲しい!」

そんな時は、お子様用の引出しや専用スペースを作って、お菓子・ふりかけなど一緒に収納し、必要な時に必要な分だけ自分で取り出す。

それも1つの方法かなと思います。

 

家族でもやりやすいやり方は違いますよね。

当たり前のことだけど、つい忘れがちになってしまいます。

でも、そこは忘れてはいけない大事なポイント!


実は、この収納方法は旦那さんに

「どうするのがいい?」とは聞いていません。

どうしたかというと、こっそりと観察。笑

行動パターンやクセをみつけ「こんな風にしようと思うけど、どう思う?」と、提案したのです。


そもそもお片づけは何のためにするのか?

自分だけがやりやすいのではなく、自分と家族がラクになるやり方でできると、お片づけが楽しくなるかなと思います。


毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!


後藤佐知子

ブログ:住まう人・もの・家にちょうどいい暮らし方〜メリハリ整理収納法〜



次回は、4月1日【知りたい情報を逃さない!子どもの学校プリントの管理法】をお届けします。

学校から、毎日たくさんくるお手紙。

必要な情報を、必要な時に見られるように!

書類管理が苦手な方に特に知っていただきたい、管理のポイントをご紹介いたします。

お楽しみに!

くらしのよみもの

埼玉で、片づけ・収納を通して、お家を『帰りたくなる最高の場所に』するJUST SPACE。 \くらしのよみもの/では、コラムスタッフが『毎日が快適に、ちょっと素敵な日々に』なる暮らしのアイディアを綴ります。

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