おはようございます。宮河ゆいです。
収納のテクニックとして今やおなじみの「ラベリング」。
ラベリングを見よう見まねでやっていた頃、探しモノが減って感動したのを覚えています。
しかし効果を感じられない場合も多くありました。
そう、ラベリングにはよりメリットが実感できる、成功の秘訣があるのです。
そこで本日は、ラベリング成功の秘訣とその実例についてご紹介しようと思います!
■ラベリング成功の秘訣1
<誰のためのラベリングか考えよう!>
- 自分のため?
- 子どものため?
- 大人のため?
ラベリングといっても、種類やデザインは様々。
ついつい自分好みのラベリングにしてしまいがちです。
私は英字のかっこいい感じが好きなのですが、それでは子どもたちには分かりません。
幼い子どものためであれば、一目で何が入っているのか分かるように、絵や写真、分かりやすい文字など、お子さんが分かりやすい表示にする必要がありますよね。
また、私と夫では大人同士でも分かりやすい表記の言葉が違います。
例えば調理道具で私が「フィスラー」と呼んでるモノですが、夫には「圧力鍋」とラベリングしなければ分かりません。
大事なのは家族が「理解できる」ラベリングになっているか。
【例:子どものため】
こちらには子どもたちの衣類が入っています。
ラベリングをする時、娘に「何色のマスキングテープがいい?」と聞いたり、「イラストシールを貼りたいところはある?」と聞いたりして、娘と一緒に仕上げました。
当時は平仮名を覚え始めだったので、マスキングテープやイラストシールを活用したラベリングでした。
【例:私と夫(大人)のため】
こちらは、大人が使うモノが集結している場所。
ここはインテリアになじませたくて、英字にしています。
夫も使うので、夫に「英字でも分かる?」と確認をとってからつけました。
防災グッズは「BO-SAI」、収納用品は「SYUNO」、お出かけグッズは「ODEKAKE」など、英語が得意ではないので、なんちゃってローマ字表記です。
■ラベリング成功の秘訣2
<なんのためのラベリングか考えよう!>
- 見つけやすくするため?
- 戻しやすくするため?
- インテリアのため?
目的を明確にしておくことによって、ラベリングの効果的な表記や貼る場所が変わってきます。
【例:見つけやすくするため1】
こちらには充電器やコード類などを収納しています。
積み重ねている下のケースには何が入っているかが分かるように「ランタン 充電器は下」。
防災用のモバイルバッテリーは一番目立つようにマスキングテープを貼ってからラベリングするなどの工夫をしています。
【例:見つけやすくするため2】
包丁は同じブランドのモノが2つあります。
大きさや用途はそれぞれ異なるのですが、スタンドにしまってしまうとどっちがどっちだか分かりません。
ラベリングをしてよかったと地味に実感しているところです。
【例:見つけやすくするため3】
こちらは電源タップに複数コードがあってもどのコードなのか分かるようにしています。
アイロンとミシンは同時に使用することが多いのでラベリングしています。
これでコードを抜くときに迷わずラク楽。
【例:戻しやすくするため1】
こちらはウエットティッシュケース。
以前はよくいろいろな場所に置かれていました。
いざ使おうとすると定位置になく、行方不明になっていることが頻繁に。
「DINING」「LIVING」のラベリングをしてから、行方不明になることがなくなりました。
【例:戻しやすくするため2】
こちらは押し入れ収納。
キャンプ用品やプール用品など、使い終わったら夫に戻してほしいモノたち。
普段出し入れが頻繁でないからこそ、「どこにしまえばいい?」といまだに聞かれますが、「2階の押し入れにラベル貼ってあるよ~。」と答えるだけですむようになっています。
ケース本体へのラベリングも大事ですが、戻す場所にもラベリングをするといいですね。
【例:戻しやすくするため3】
こちらはキッチンの引き出し。
私だけでなく夫も戻しやすくするために、キッチンのほとんどの場所にラベリングがしてあります。
夫も戻しやすいように「どんな表記にするか」一緒に考えてラベリングしました。
【例:インテリア要素のため1】
こちらは子ども部屋クローゼット。
子どもたちはまだ幼く好みも分からないため、インテリアの方向性を大きく決めるモノはまだ購入していません。
なのでラベリングだけでも可愛く、自作してアクセントにしました。
【例:インテリア要素のため2】
先ほどもご紹介した、パントリーに並べた収納ボックス。
収納用品をそろえるとスッキリはしますが、そのままだとボヤっとした印象で、こちらにはアクセントが欲しい場所でした。
もちろん、見つけやすく戻しやすくするためにラベリングは必須!
そこでブラックのラベルをこだわって自作し、インテリアの引き締め効果とWでプラス!
■ラベリング成功の秘訣!3
<引き算ラベリング! >
どれも同じようなラベリングをあちこちにすると、インテリアの邪魔になることがあります。
テープや文字の色、大きさや場所によってはかえって視覚情報が増え、ごちゃついた印象になることもあるため注意しています。
そんな時はパッと見では分からない、あえて控えめな貼り方がオススメ!
【例:テープや文字の色で対策】
テレビ周りはモノが集結しやすいため、スッキリさせたい場所。
そこで、透明色のテープに白字のラベリング。
遠目からは目立ちません。
【例:貼る場所で対策】
こちらはお気に入りのアンティーク家具。
本体にラベリングしたくない、お気に入りの家具や場所ってありませんか?
我が家では引き出し上部にこっそりと。
引き出しを開けないと、普段は見えない場所に貼っています。
■ラベリング成功の秘訣!4
<ラベリングの可能性を広げよう!>
ラベリングというと、「モノの名前を書いて貼る」のが定番。
しかし、「モノの名前」だけにこだわらず、いっそその概念を取り払ってみることをおススメします!
すると、ラベリングの可能性は無限大に!
【例:ついでに+α書いておく】
こちらは子どもの作品一時置き場。
この引き出しが溢れると、整理したり、各自の思い出BOXに持って行くことになっています。
収納の仕組みを作った直後は覚えていられることも、忙しい日々の中でいつの間にか忘れてしまう、なんていう方も?
「思い出一時置き→各自の思い出BOX・アルバムへ」とラベリングしておくことで、自分で作ったルールを思い出させてくれる嬉しい効果があります!
【例:言い回しを変えてみる】
こちらは文具のストック置き場。
「〇〇のストックってもうない?」と聞かれるたびに、「多分ここになかったらないよ。」とあいまいに答えていました。
定位置も決まっているし「文具ストック」とラベリングもありましたが、なぜだか不安でした。
おそらく、以前は文房具のストックがいろいろな場所に点在していたからだと思います。
しかし、この強気!?な表記に変えてから、「ここにないからないよ~!」とキッパリ言えるようになり、モヤモヤすることがなくなりました。
いかがでしたでしょうか。
ラベリングをするのは少し手間なのですが、一度やってしまうと効果は絶大!
ラベリングをするときは「誰のために」「なんのために」するのか考えてから、自分や家族に合った方法を是非見つけてみてくださいね。
実例を見ていただくとお分かりの通り、家族のために施すラベリングについてはその本人と一緒にやると、効果は倍増するように思います。
ちなみに、私はよく児童館や保育園、病院のラベリングなども参考にしていますよ!
収納の中身が変わっても大丈夫!ラベリングの貼り換えが楽になるアイディアはこちらもご参考に!
毎日が快適に、ちょっと素敵になりますように!
次回は9月30日、【調味料は詰め替える?家事負担を減らす、詰め替えのする/しない】をお届けいたします。
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